アクアトラック-Vの特徴

水分計

PET・PC・PA6等のハイテク・ポリマーは、ペレット中の水分率が製品の成形に大きな影響を与えます。ペレット中の水分量は微量なため高精度で測定する方法は限られていましたが、アクアトラックVは独自の測定方法でカールフィッシャー式同等の高精度を実現。さらに窒素などの大掛かりな設備が必要ないので、100V電源さえあれば現場での水分測定も可能。試薬の取り扱い・破棄も容易です。ポリマーの水分率測定に特化した水分計「アクアトラックV」はプラスチック成形業界で幅広く活躍しています。

ペレットや成形品の微量水分を管理して、 成形不良・乾燥時間を削減(コストダウン)

材料中の水分は成形工程や製品に大きく影響を及ぼします。材料中の微量水分が把握できれば、適切な乾燥時間を見極められ成形不良を防ぐことが可能になるのです。そのためには水分計で測定したデータの蓄積も欠かせません。アクアトラックVは、本体内に1,000回分の測定結果を記録することが出来るので、過去の測定結果を基に一年を通して無駄のない成形を実現しコストダウンに貢献します。 さらに、アクアトラックVは使用するサンプル量が比較的多量なためテストバッチの代表性にも優れています。サンプルの乾燥状況の差による個体差が最小限に抑えられ、再現性が高くデータの信頼性も向上します。例えば密度1.2でサンプルの0.083%以下水分率を測定する場合のサンプル重量は24gです。水分計は製品の品質管理やコスト削減に無くてはならない成形現場の必須アイテムです。

大型試験筒で成形品の測定もできます

比較的大きな試験筒だから成形品の測定もできます。

 

製品成形後の水分測定も非常に重要な要素です。アクアトラックVなら試験筒に入る大きさであれば、そのまま測定できます。ペットボトル・ケース・フィルム・コネクター・CD・コンデンサーetc..。さらにサイズが大きい成形品でも、容器に入る大きさに切れば測定可能です。

※動画はAT3Eにて成形品のダミーを試験筒に入れて本体にセットするまでの操作手順を撮影しております。

小型&軽量だから現場で水分率測定OK!!

100V電源さえあれば測定OK!

本体以外の付属品はありません。(カールフィッシャーのようにキャリアガスなどは一切必要ありません。)持ち運びが簡単にできますので、研究室だけでなく工場内に持ち込んで測定が可能です。例えばカートに乗せて乾燥機・成形機のすぐそばで測定する事も出来ますので、サンプルを持ち運ぶ途中で吸湿してしまう事も避けられます。

女性でも持てる軽量設計。

測定原理

化学反応式だから水分以外の揮発成分は測定しません!

サンプルを容器に入れ真空引き後加熱させます。気化した水分は試薬と反応し、水素ガスが発生します。この発生した水素ガス圧力を圧力センサーで検知しサンプル重量から水分量を測定します。 水素ガス以外の揮発成分を捕捉する、クーリング・トラップを装備しており、精度の高い測定を行うことができるのです。

CaH2+2H2O→Ca(OH)2+2H2

試薬は水素化カルシウムのみ

アクアトラックVに必要な試薬は水素化カルシウムのみ。水素化カルシウムは測定後に消石灰となりますので、管理も安全・簡単です。

高精度1ppm・高再現性

アクアトラックVは1ppmとカールフィッシャーと同精度。微少水分の測定を得意としており、より多くの材料を使用することによって、より高精度の測定が可能です。測定者の影響がなく、誰が測定しても再現性が高いことからコストの低減を測れます。

万全なアフターサービス体制

アフターサービスも万全です。当製品は海外製品ではありますが、国内品同様ご購入後の修理・メンテナンスはアイ・ティー・エス・ジャパン株式会社が責任を持って行います。

専用ソフト不要で、PCでの操作も

水分計

イーサーネット(LANケーブル)経由で本体とリンク

LANケーブルで接続すれば、PCのブラウザ上からの操作や、結果表示・測定結果の出力・保存(pdfまたはcsv形式)が可能です。例えばアクアトラックV本体と繋いだサーバーにWiFiルーターを接続すれば、無線環境も構築できます。(6台まで接続可)

主な特徴

◎高精度1ppm・高再現性
◎様々な材料のデータベースが登録済
◎測定結果は最大1,000回分本体に保存
◎新型高解像度タッチディスプレイ

◎PDF・CSV形式でデータを出力
◎データの出力はUSBメモリー、またはイーサネット経由でPCに保存も可能
◎豊富なオプションをご用意